安川電、今期営業益下振れも受注過去最高 コンセンサス上回る
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード6506、連結)安川電は9日、2027年2月期(今期)の連結営業利益が前期比21%増の575億円になりそうだと発表した。従来予想の600億円から25億円下振れ、増益幅が縮小する。基幹システムの移行に伴う上期の生産・出荷への影響などを織り込んだ。事前の市場予想の中央値(16社、572億円)は上回った。機関投資家との面談を踏まえて直近に予想を引き下げていたゴールドマンやモルガンの予想(550億円)も上回った。機関投資家(バイサイド)のコンセンサスも超過した可能性がある。売上高は同10%増の6000億円、純利益は同34%増の475億円になる見通しだ。配当計画は年72円配で据え置いた。
同日発表した26年3〜8月期の連結決算は、営業利益が前年同期比5%減の221億円だった。基幹システムの移行影響や構造改革費用のための一過性費用が利益を押し下げた。もっとも、事前の市場予想(9社)の208億円は上回った。売上高は同9%増の2855億円、純利益は同4%増の190億円だった。いずれも市場予想を上回った。
市場で注目されていた6〜8月期の全社受注額は同38%増の1854億円と、過去最高だった。コンセンサスの1600億円前後を大幅に上回った。


