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黒海緊迫、露・宇双方が船舶を軍事物資搬送とみなすと警告

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ウクライナ国防省は日本時間21日午前6時、ロシアによる事実上の港閉鎖措置への対抗として、黒海海域でロシア支配地域やロシアの港に向かう船舶は全て軍事関連物資を積んでいると見做すと警告した。ロシア船舶は攻撃対象とするが、民間船舶への攻撃は国際社会の批判を招きかねるため、措置の運用方法は不透明。

ロシア国防省は19日、黒海を通じてウクライナに入港する全ての船舶は「軍事物資の輸送に関わっている可能性があるとみなす」と発表していた。ロシア軍は南部オデーサ周辺で攻撃を強め、オデーサ港からの穀物輸送を妨害する狙いがあると見られる。

これに対して米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は20日のオンライン記者会見で、ロシアがウクライナの港付近に機雷を追加敷設した情報があると明らかにした。カービー調整官は「民間船舶への攻撃を正当化し、それをウクライナのせいにする組織的な取り組みだ」と述べた。

黒海経由のウクライナ産穀物輸出に関する合意の停止については、国連安全保障理事会で「人道的影響」を巡り協議が行われる。ロシアがウクライナ南部の港湾都市を3日連続で空爆したことについて、グテレス国連事務総長は「民間インフラの破壊は国際人道法違反に相当する可能性がある」と警告した。

ウクライナ侵攻 - Wikipedia
2022年ロシアのウクライナ侵攻は、ロシア連邦が2022年2月24日に開始したウクライナへの軍事侵攻。

ロシア政府は特別軍事作戦と呼称している。日本政府はロシアによるウクライナ侵略、国際連合の第11回緊急特別総会では「Russian Federation’s Invasion of Ukraine」または「Aggression against Ukraine」、EUとイギリス政府は「Russian aggression against Ukraine」と呼称している。

2022年ロシアのウクライナ侵攻-Wikipedia

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