Twitter、DMを送信できる量を20件に制限 スパム撲滅のため
〈12:51更新〉上限が判明したのでその旨追記。
Twitter Supportは日本時間22日6時、スパムDMを減らすため送信できるメッセージの量を制限すると発表した。送信できる量の上限は明かされていないものの、ITmediaによると、1日の上限は20件であることがわかった。
制限の対象となるのはTwitter Blueの認証を受けていないユーザー、いわゆる無料ユーザーで、課金ユーザーは対象外。
以前にも無料ユーザーはフォローしていない限りDMの送信ができないという変更があったこともあり、ツイートのリプ欄では批判が集中している。
ITmediaによると、送信できる上限は20件程度で、以前の送信できる量の上限だった500から大幅に減らされていると考えられる。
ただ、以前のフォローしていないとDMを送れなくなるする制限の導入によって、スパムが70%減少するなどの一定の効果も出ており、一概に批判できないのが現状だ。
「メッセージの上限を規制する」のではなく「メッセージを送ることができるアカウントの上限を規制する」の方が改善につながるのではないか、とも思ってしまうものだが、現在のところ変更の方針はなさそうだ。
他にも、Twitterの広報にメールを送った際の自動返信が「💩」から「すぐにご連絡します。」に変更されたり、トルコの企業が広告を申請できなくなるなど、仕様変更が相次いでいる。なお、これらを報じたT(w)itter Daily Newsに対しイーロン・マスクは🤣🤣と返信していて、相変わらずの余裕を見せている。
また、唯一の対抗馬と見られていたThreadsは1日あたりのアクティブユーザー数が70%減少するなど早くも苦しい展開に直面していて、Twitterを潰す、もしくはTwitterの現在の営業方針を180度転換させる決定打にはならなさそうだ。