9月内閣支持率36%、横ばい 内閣改造効果なく
9月世論調査から岸田内閣平均支持率は36%(+1%)で横ばいだった。不支持は52%(-1%)、4ヶ月連続で支持を上回ったが下落に転じた。
ここ3ヶ月間の支持率推移は36を基準に±1%で、支持・不支持ともに「横ばい、頭打ち」が鮮明になっている。支持率アップにつながると期待されていた内閣改造による影響は乏しく不発に終わった。岸田政権は10月に経済政策の骨格を公表する。
自民党支持率は3割台前半に下落した。維新の支持率は立憲を上回る状態が続く。一方、国民民主やれいわが2%に乗せた。
福島第一原発処理水放出については賛成が6割台に乗せ、内閣改造を評価すると答えたのは3割台にとどまった。
注)NHK、ANN、JNN、FNN、共同、読売、日経、毎日、朝日の9社は25日までに、9月の世論調査の結果を発表しました。
namiten.jpでは、2023年9月の上記9メディアの結果を元に、加重平均法を利用して内閣の支持率を分析しました。
採用している加重平均法では、各メディアの「支持」「不支持」の割合と総数を元に「支持」または「不支持」人数と答えた人数を求め、9メディアの総数で割るものです(9月:総数9,502人)。単純平均法(算術平均)と比較し、ばらつきを抑え、より正確な数値を求めることができます。
なお、引用元のメディアが発表時に「割合」を四捨五入している場合があり、微小な誤差が生まれる場合がございます。ご了承ください。
また、2023年8月までのデータは単純平均法で求めており、同年9月からのデータと単純に比較できるものではありません。
2023年9月からの算出方法:加重平均(主要9社世論調査の人数比をもとに 支持 または 不支持 ÷ 総人数で結果を算出(今回:9,502人、下記方法と結果は同じ))
2023年8月までの算出方法:主要8〜9社の世論調査の結果を平均して算出(算術平均)