公取委、生成AI市場の実態調査に着手 巨大ITの寡占を懸念
namiten
namiten
【東京総合 = 国際(ソウル)・テクノロジー】先月1日までにYahoo!とLINE、ZHDが合併して設立された「株式会社LINEヤフー」のメッセージングサービス「LINE」で個人情報が流出した可能性がある。日本経済新聞が報じた。大株主の韓国ネイバー社への不正アクセスが原因。システムを一部共通化したことが仇となり、紐づる式に40万件程度が流出した。
不正アクセスが発覚したのは、10月中旬。同社によると、流出したのは利用者の年齢や性別、購入履歴、取引先・社員のメールアドレスなどで、メッセージのやり取りや銀行口座番号、クレジットカード情報などプライベート性の高い情報は現時点で流出が確認されていない。旧ヤフーやZHDなどの個人情報は流出していないと説明する。
LINEヤフーと韓国ネイバーは技術面で協力している。日経新聞によると、今回はネイバー子会社の取引先のパソコンがマルウエア(悪意のあるソフトウエア)に感染したことが不正アクセスの引き金となった。ネイバーが不正アクセスを受け、LINEヤフーのサーバーも攻撃を受けたとみられる。
旧LINEは過去に、中国の業務委託先の従業員が日本国内の利用者の電話番号などを閲覧できる不祥事が発覚している。旧ヤフーも、約410万件の位置情報をネイバー社に提供していた。