マスク氏「Xを潰すことになる」 Xで相次ぐ広告主撤退問題に言及
namiten
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【東京総合 = テクノロジー】X(旧Twitter)は、トレンド(検索)の表示アルゴリズムとデザインを大幅に変更する。自社で開発した大規模言語モデル(LLM)を組み合わせて、より利用者の興味・関心に適合した「文章」と「概要」を提示するようになる。過去最長圏で推移するも、鈍化傾向にあるユーザーのアプリ使用時間を伸ばす施策として打ち出す。
Xのリーカーである@swak_12氏がリークした。リーク画像を見ると、For Youタブに表示されるトレンドワードが文章に変化し、灰色小文字で背景や概要を説明している。今まではトレンドワードをタップしても、なぜそれがトレンド入りしたのかが分かりづらかった。今回のGrok1.0の導入で、その背景などをタップせずとも確認できるようになり、より自分の興味・関心にあった分野の閲覧を深めることができる。
ただ、表示が文章に切り替わったことに伴って、PC版のサイドバーに表示されるトレンドも文章になる。画面が見にくくなるほか、どれがメインの単語か分かりづらくなる。
インプレゾンビによる大量投稿にも懸念が残る。Grok1.0がGPT-3.5と同等の性能を持っているとは言え、スパム投稿を判別できるかはわからない。概要に誤った背景を伝えれば、フェイクニュースを拡散してしまう。xAIの生成AIの性能が強化されるかが焦点になる。