チケットぴあ、前期純利益6億円上振れ チケット販売好調

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【東京本局 = 東証】(プライム、コード4337、連結)チケット販売のぴあは8日、25年3月期(前期)の連結純利益が前期比34%増の15億円になりそうだと発表した。従来予想の9億円から6億円上振れ、23年3月期(3期前)以来2期ぶりに最高益を更新する。売上高は同13%増の45億円、営業利益は同2.1倍の26億円と大幅増益になる。25年1〜3月期もライブイベントなどが国内で好調で、チケット販売が想定を大幅に上回った。

同社はコロナ禍で内部留保が大きく傷ついており、24年12月末時点の利益剰余金は15億円のマイナスになっている。24年4〜12月期の実績を用いて算出した25年1〜3月期の純利益は概算5億円程度で着地したようだ。足元の利益剰余金は10億円のマイナスで推移していると見られる。

無配転落前の21年3月期(なお配当権利落ちは20年3月期末の翌日、配当支払が21年3月期)における1株あたり配当5円の費用は6300万円(利益剰余金)だった。26年3月期の見通し次第では復配も視野に入る可能性がある。同社は2月、26年3月期(今期)に復配を目指す方針を明らかにしていた。

大阪万博のチケット販売や関連グッズの販促も堅調に推移した。

同社は15日に前期決算を発表する。同時に26年3月期の会社計画も開示する見通し。

チケットぴあのロゴ
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