野村総研は私設取引で上昇 4〜6月期、市場予想上回る
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード4307、連結)野村総合研究所(NRI)が28日よるの私設取引システム(PTS)で反発している。一時、基準値比で141円(2.5%)高い5570円をつけた。NRIが28日発表した25年4〜6月期の連結純利益は、前年同期比17%増の260億円だった。QUICKコンセンサス(4社)の242億円を上回った。クラウド事業がけん引し、需要が根強いDX関連が収益を支えた。堅調な業績を確認した投資家が買いに向かっているようだ。売上高は同4%増の1957億円、営業利益は同14%増の372億円だった。いずれも市場予想(8社)を上回った。
配当や今期の業績計画は据え置いた。

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