わらべ日洋の今期、純利益2倍に上振れ 市場予想上回る
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード2918、連結)わらべや日洋ホールディングス(HD)は7日、26年2月期(今期)の連結純利益が前期比2倍の54億円になりそうだと発表した。従来予想の39億円から15億円ほど上振れ、市場予想(1社、大和証)の44億円も大きく上回る。コメをはじめ原材料費が高騰を商品規格の見直しや価格改定の効果で補う。売上高は同5%増の2345億円、本業のもうけを示す営業利益は同6割増の73億円になる見通し。それぞれ従来予想から1%、21%上方修正した。
あわせて、今期の年間配当を120円とする方針を取締役会で決議した。従来は年90円配だった。中間60円配・年120円配とし、25年2月期(前期)の実績を30円上回る。きょう終値をもとに算出した年間配当利回り(YLD)は、4.0%となる。
同日発表した25年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比42%増の40億円だった。値上げが寄与した。売上高は同5%増の1196億円、営業利益は同24%増の52億円だった。いずれも会社計画を上回った。

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