マニーの今期、純利益24%増の64億円 市場予想に一致
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード7730、連結)マニーは8日、26年8月期(今期)の連結純利益が前期比24%増の64億円になりそうだと発表した。QUICKコンセンサス(7社)の64億円に一致した。売上高は同9%増の328億円、営業利益は同12%増の92億円になる見通し。それぞれ市場予想を3%、5%ほど上回った。
今期の想定為替レートは1ドル=143円を計画する。9月の平均為替レートから5円ほど円高ドル安方向に設定した。きょう15時時点の外為相場は152円半ばの取引となっている。同社の海外売上比率は8割を超えており、円高が売上の伸びを抑える。その他の主要為替通貨では1ユーロ=163円とした。なお足元の対ユーロ相場は177円台と、EU統一通貨誕生以来最安の水準に下落している。
前期の下振れ要因となった中国向け製品は今期中の出荷再開を目指す。配当は2円増配する。
あわせて中計を公表し、DOE水準を8%、29年度の純利益を105億円とする目標を開示した。

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