エニーカラーは大幅安で11ヶ月ぶり安値 今期税引き益を下方修正
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード5032、12時30分)12日の東京市場でVチューバープロデュースのエニーカラーが前引け時点でプライム値下がり率1位に売られている。一時は11ヶ月ぶりの安値を付けた。前日11日の大引けに、今期の単独税引き利益が前期比21〜25%増の140億〜143億円になりそうだと発表し、嫌気した投資家の売りが出ている。
従来の145〜152億円から5〜7%下方修正した。市場予想の155億円を下回ったほか、アナリスト6者の予想下限(152億円)にも届かなかった。配当予想は年75円配で据え置く。
信用残が11日時点で推定51倍まで積み上がっていたことも株価を押し下げている。直近高値からの下落率が50%を超えたことで、いよいよ耐えられなくなった個人株主が売りを出しているようだ。一方、制限値幅の下限(ストップ安水準)付近では大口の買いが入る場面も見られる。
過去の売れ残ったイベントグッズの棚卸し資産について、評価損を15億円前後計上することで売上原価が増大し利益を圧迫する。一方、タレント周年企画、季節企画などの大型施策は引き続き強い需要が見込めるとして、売上高は前期比27〜29%増の547億〜556億円に上方修正した。市場予想の538億円を上回る。評価損などの一過性費用に目をつむれば評価できるとの見方もある。
あわせて発表した25年5月〜26年1月期の単独決算は、営業利益が前年同期比54%増の169億円だった。市場予想の平均であるQUICKコンセンサス(3社)の169億円と同水準だった。売上高は同45%増の420億円、税引き利益は同55%増の117億円だった。
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