エニーカラーの今期、税引き利益12〜2%減の123億〜136億円 初の減益ガイダンス

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【東京本局 = 東証】(プライム、コード5032、単独)エニーカラーは10日、27年4月期(今期)の単独税引き利益が前期比12〜2%減の123億〜136億円になりそうだと発表した。レンジ予想の上限でも市場予想の平均であるQUICKコンセンサス(7社)の167億円を下回った。

減益となれば、上場来続いてきた最高益更新が途切れる。売上高は同0.6〜7%増の560億〜600億円、営業利益は同10〜0%減の180億〜200億円になる見通しだ。いずれも市場予想(売上高633億円、営業利益241億円)を下回った。営業利益はレンジ予想の上限でもアナリスト8者の最低予想(220億円)に届かなかった。

翌四半期の営業利益は18%減の56億円になる見通しで、市場予想の76億円を下回った。

また、今期の年間配当計画を中間31円・年62円配とする方針を取締役会で決議した。前期の年75円配を下回る。市場予想の86円配も下回った。

今期はVTuberの起用頻度などの面でこれまで以上に規律をもった運用を行う方針で、売上高は慎重な見通しとした。コスト面では従業員数の増加などにより人件費関連の費用が増加する見込みで、利益を圧迫する。

市場の一部で期待されていた自社株買いの発表はなかった。前期は約50億円の自己株式を取得している。

同日発表した26年4月期(前期)の単独決算は、税引き利益が前の期比22%増の140億円だった。市場予想の142億円を下回った。売上高は同29%増の556億円、営業利益は同23%増の201億円だった。

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