IGポートがストップ高気配 サンリオと資本業務提携、16億円調達

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【東京本局 = 東証】(スタンダード、コード3791、9時)17日の東京市場でIGポートに買い注文が集まり、気配値を制限値幅の上限である2171円(ストップ高水準)に切り上げ、現時点で売買が成立していない。

同社は17日、キャラクター大手のサンリオ(8136)と資本業務契約を結び、同社を割当先とする第三者割当自己株処分を行うと発表した。対象は4.6%にあたる92.9万株で、売り出し価格は1750円。IGポート代表取締役の石川氏も売り出しに参画し、一連の取引規模は概算で発行済み株式の4.9%、17.6億円。サンリオはNTTドコモと並んで第4位株主に浮上する。

IGポートは22年5月に92.8万株(分割考慮)の自社株買いを実施している。当時の取得金額は1株あたり373円(分割考慮)、総額3.4億円だった。今回の売り出しによるネットの調達額は12〜13億円と見られる。

売り出しに伴って調整後EPSは4.6%希薄化され、26年5月期(今期)の市場予想ベースでは79円から76円に切り下がる。伴って前日終値から算出した市場予想ベースのPERは23.4倍から24.5倍に押し上げられる。自己資本は前期末ベースで4億円程度押し上げられる見通しだ。会社計画から算出した前期末のROE予想は、0.6%程度水準を落として13%前半になる見込みだ。

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