任天堂の4〜6月期、営業利益4%増の569億円 計画は据え置き
namiten
【東京本局 = 東証】(プライム、コード7974、連結)任天堂が1日発表した25年4〜6月期の連結決算は、営業利益が前年同期比4%増の569億円だった。QUICKコンセンサス(12社)の502億円を上回った。売上高は2.3倍の5723億円、純利益は18%増の960億円だった。投資利益を207億円計上したことで大幅増となった。いずれも市場予想(売上高4711億円、純利益530億円)を大きく上回った。
一方、通期の会社計画は据え置いた。連結純利益は前期比7%増の3000億円になる見通し。市場予想の3632億円を下回るほか、アナリスト16人の最低予想(UBS証券、3029億円)も下回る。売上高は同63%増の1兆9000億円、営業利益は13%増の3200億円になる見込み。いずれも市場予想を下回る。売上高はアナリスト16人の最低予想(東海東京イ、1兆9460億円)も下回る。
通期のスイッチ2販売計画は1500万台で据え置いた。市場予想は2000〜2500万台程度だったと見られる。
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