日本コンテンツ市場、24年は前年比3%増 DCAJ調べ

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【東京本局 = 経済】日本デジタルコンテンツ協会(DCAJ)が1日発刊する「デジタルコンテンツ白書2025」の全容が30日、明らかになった。それによると、2024年の日本コンテンツ市場規模は前期比3%増の14兆288億円(推計値)になったようだ。14兆円台に乗せるのは、DCAJが調査を開始した15年以降で初めて。

内訳を見ると、最も大きなシェアを占めるネットワーク(動画・音楽配信・オンラインゲーム・電子書籍等)が前期比9%増の6兆3143億円と全体をけん引した。オンラインゲームの売上高が11%増と高成長を続けたほか、全セグメントでプラス成長だった。インターネット広告は25年にも3兆円台に乗せる見通し。

一方、パッケージ販売が前期比7%減となり、全体に占める割合は同2ポイント減った。円盤が動画・音楽ともに不振だったほか、新聞・雑誌・書籍といったセグメントで「活字」離れの煽りを受けた。新聞の販売高は25年にも5000億円を割る勢い。1兆円を割れた17年から8年でほぼ半減した。

劇場・専用スペースでは、洋画の不振が続いたことで映画館興行収入が前期比6%減となった。一方、カラオケやコンサートといった市場が二桁成長を続けたことで、劇場・専用スペース全体では同8%増の1兆9342億円だった。25年には2兆円台に乗せる公算が大きい。ライブ・イベント市場は同11%増の7605億円(ぴあ総研)と大きく伸びた。チケット料金の値上げが奏功したほか、大規模イベントが急速に揺り戻していることも影響した。

放送では、民放(地上波・BS)の成長でNHKやCS放送がマイナス成長を補えなえず、前期比2%減の3兆2252億円となった。マイナスは3年連続。

コンテンツ市場のうち、デジタルで稼いだ割合は前期比1ポイント増の79%だった。25年は80%台を見据える。

ヒューマンメディアが毎年発表する日本コンテンツ市場は、24年に14兆9003億円(速報値)と、前年比1%増だったようだ。確報値は同社が今秋にも発表する。

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