オーバーラップの終値1345円 初値を12%下回る低調な船出
namiten
【東京本局 = 東証】(グロース、コード414A、16時)3日に東京グロース市場に新規上場したオーバーラップホールディングス(HD、東京・品川、日経略称:オーバーラップ)は、売り気配で始まり、午前9時9分に公開価格(1650円)を7%下回る1533円で初値をつけ、終値は初値を12%下回る1345円だった。個人のラノベ・コミックの企画編集から出版を手掛け、アニメ事業にも進出している。売り出しは880万株、オーバーアロットメントによる追加売り出しは120万株だった。主幹事はみずほ証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券が務めた。
時価総額は269億円。PERは前期(25年8月期)ベースで13倍。PBRは高く、3.9倍。ともなって直近のROE実績は29.7%。日経予想ベースの年間配当利回り(YLD)は2.6%。監査はBDO系の三優。

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