ＷＮＩウェザの６〜８月期、営業利益２倍　利益率急伸

【東京本局 = 東証】（プライム、コード4825、連結）ウェザーニューズが８日発表した25年６〜８月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.4倍の６億円だった。この期間としては過去最高を更新した。AIの活用が進み、利益率が大きく改善した。売上高は同２％増の60億円、営業利益は同２倍の９億円だった。営業利益率は15％と、前年同期比７ポイント増加した。国内ヘリなど航空向けサービスが９％増益と堅調だったことが寄与した。一方、円安硬貨の剥落で海外の一部事業は減収だった。

26年５月期（今期）の会社計画は据え置いた。売上高は前期比６％増の250億円、営業利益は同10％増の50億円を見込む。純利益は12％増の35億円になる見通し。純利益の進捗率（計画比）は前年同期の10％を上回る19％だった。

配当計画は４期連続の増配を見込む従来予想を据え置いた。中間45円配、年90円配を見込む。株式分割考慮後の前期比で20円の増配を計画する。

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