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Meta、インスタグラムなどで企業向け公式マークを購入可能に。今後数週間以内。

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Meta(FaceBook)は日本時間20日、「課金制企業向け認証マーク」の展開すると発表した。価格は$35(Twitterの企業向け認証マークは$1000)。具体的な開始日時は発表されていない。
Metaが運営するFaceBookやWhat App、Instagramが対象となる。

同社は2023年2月に一部地域で「クリエイター向け認証マーク」の提供を開始したばかりで、今回それがビジネス向けに広がった形。クリエイターに提供されるものと配色などは同じで、Xのような色分けは行わない。

認証マークを取得すると、検索画面で優先表示されたり、「おすすめのフォロワー」として表示されたり、なりすましを防止できたりする。

おすすめのフォワーとして表示される。

成長が停滞しているFaceBookやInstagramなどの新たな収益源として活用したい考え。

なりすまし被害に懸念

クリエイター向け認証マークの取得は「身分証の提出」や「個別審査」が必要だったことから対象者が少なく大きな混乱もなかった。

一方今回のビジネス向けアカウントはXの金バッヂ$1000よりも安い$35で提供されることから、認証マークを悪用したビジネスアカウントが急増する恐れもある。

Xが同様に提供したTwitter Blueの特典は、ほぼ全員が登録可能だったことからなりすましが大量発生。一時的に提供を停止する事態になった。提供再開時に、政府アカウントはグレー、企業は金、個人アカウントは青色に差別化されたが、現在もなりすましの被害は散見される。

この「ビジネス向け認証マーク」はFaceBookとInstagramで先行公開され、同社のメッセンジャーアプリ「WhatsApp」でも提供される予定。

WhatsAppでは検索可能なウェブページを作成できたり、最大10台までのマルチデバイスに対応する。広報部は「複数の担当者が顧客からの問い合わせに対応しやすくなる」と有料プランの実用性を強調した。

Metaは、マスク氏の「スーパーアプリ化」の施策を次々と真似ており、認証マークの有料化もその一つとされる。
Xでは「パクることしかできないのか」といった批判や、「TwitterもThreadsの認証マークは価値がない」と、認証マークの有料化に疑問を呈す指摘する声も上がる。

この機能は数週間以内に展開され、Instagram・Facebookで使用できる。どちらかのみで取得したい場合は$22、どちらでも取得したい場合は$34。

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