Xの完全有料化「月額266円」はデマ マスク氏がようやく言及 振り返りフォーマット
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Xの完全有料化「月額266円」はデマ マスク氏がようやく言及

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Xは18日、一部地域にて年間$1のNot A Botシステムを導入しました。完全な有料化ではないもののほとんどのユーザーに影響する内容です。詳しくはこちらから。

Xの有料化第一歩 ニュージーランド・フィリピンで試験導入、年1ドルから

マスク氏は日本時間20日午後8時ごろ、「X完全有料化」を伝える海外の記事ポストに「またコミュニティノートが得点を得た」と返信した。

このポストには「すべての人にX利用料を課すという話はまったくなかった」と、記事内容に反論するコミュニティノートが表示されていたことから、これに対しての発言だと思われ、X完全有料化を「考えていない」と読み取れる。

日本では21日午前からネットメディアを中心に事実無根の「266円のプランが導入される」などの記事が出回っているが、デマである可能性が高い。

マスク氏は18日、イスラエル首相とのAI関連の会談で「低額の購読プラン導入を計画している」と述べ、NHKやBBC、主要新聞5大紙、さらに海外の大手テック系メディアが「X完全有料化」などと伝えていた。

一方、X News Dialyやコミュニティノートでは、「マスク氏は完全有料化などと述べていない」といった見解が示されておりマスク氏の今回の投稿はこれらを肯定するものだ(各サイドの主張は当サイト公式Xのまとめツイートへ)。
X News Dialyはこの返信について「私たちは当時からこれを指摘していた。彼はあの会談で、新しいことなど発言していない」との見解をXに投稿している。

ただし、Xが完全有料化しないとの保証はない。ITmediaも記事中で指摘していた通り、マスク氏のX改革は突発的なもので予告なしで多くが行われる。広報部も廃止されるなど、メディアでさえ正確な情報を得ることが難しい。

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