全銀ネットとゆうちょ銀でシステム障害 11銀行で他行間取引できず
namiten
#システム障害 #速報 #最終更新13:27
全国銀行協会は10日、全国の金融機関を繋ぐ「全銀ネット(全国銀行資金決済ネットワーク)」にシステム障害が発生し、10日朝から三菱UFJをはじめ11の金融機関で他行間取引ができない状況が続いていると発表した。またゆうちょ銀行も「全銀ネットの障害とは無関係」とした上でネット金融サービス利用できない障害が発生していると公表しており、原因を調査中している。
全銀ネットの対外的なシステム障害は73年の稼働以来、初。
三井住友銀行、みずほ銀行は障害が起きている銀行とのやり取り以外は問題がないとしている。
同ネットワークのシステム障害で、
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- 山口銀行
- 北九州銀行
- 三菱UFJ信託銀行
- 日本カストディ銀行
- JPモルガン・チェース銀行
- もみじ銀行
- 商工組合中央金庫
の11の金融機関が影響を受ける。
同ネットワークを管理する一般社団法人全銀ネットによると、今日は保守期限を迎えた銀行間をつなぐ中継コンピュータの切り替え作業を行っていたといい、現在復旧の見通しは立っていないという。
ゆうちょ銀行も10日午前、スマートフォンなどを使って利用できる複数のインターネット取引サービスが利用できない状況だと発表した。不具合が発生しているのは、ゆうちょダイレクト、ゆうちょ通帳アプリ、ゆうちょPay。全銀ネットの不具合と直接的な関係はないとした上で原因は調査中としており、復旧の見通しは立っていない。
広告