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namiten
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東京五輪のスポンサー契約をめぐる汚職事件で東京地方裁判所は10日、大会組織委の元理事に計6900万円余りの賄賂を贈った罪に問われている出版大手KADOKAWA元専務・芳原 世幸 被告(65)に懲役2年・執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。一連の事件で、判決が出るのは15人中11人目。
10日の判決によれば、被告はKADOKAWA前会長の角川歴彦被(80)や元五輪担当室長と共謀し、大会組織委元理事の高橋治之被(79)(受託収賄罪)にコンサルタント料として21年までに約6909万円の賄賂を送金した。
検察は「角川元会長の意向の下、犯行のかじ取り役を担った。」とした上で、五輪事業責任者としての「規範意識が乏しい」と主張していた。
一方弁護側は「被告の役割は受動的だった」として執行猶予を求めた。
東京地裁は、「被告は謝罪と反省の気持ちを表している」として懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。
KADOKAWAの関係者はほか2人が賄賂を渡した罪に問われており、元担当室長は執行猶予付きの有罪が確定した。元会長の裁判は始まっていないが、元会長は起訴された内容を一貫して否定しているという。