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波乱の生成AI市場、xAIが1500億円の資金調達へ 周回遅れ防ぐ

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【東京総合 = テクノロジー、株式・欧米総合 = シリコンバレー(IT)】
xAIが米証券取引委員会(SEC)に提出した資料から、同社が最大10億ドル(約1500億円)の資金調達に向けて動いていることが日本時間今日、分かった。生成AI市場の競争が激化する中、周回遅れを防ぐ狙いがあると見られる。

xAIはマスク氏が今年7月に設立を発表したAI研究を専門にする企業。X(旧Twitter)を活用してAI学習を行っている。先月には生成AI「Grock/」の提供を米国で開始した。同社によると、ChatGPT(GPT-3.5)を超える性能を持つ他、リアルタイムの情報も参照が可能、センシティブなプロンプトにもある程度答えられるなどの性能を持つ。

5日にxAIがSECに提出した資料(記事最下部参照)によると、xAIは現在までにおよそ200億円の資金調達を完了した。OpenAIやAmazon、Googleなどに比べて周回遅れが指摘される中で、人材確保や学習に使うGPUの購入に充てると見られる。

生成AI市場はこの1年間の急成長している。ChatGPTの開発元OpenAIは企業価値が13兆円を超えた。ただその一方で、独特の統治構造が課題として浮かび上がるなど、不安定な一面に課題が残る。MicrosoftやAmazon、GoogleがAIへの投資を急ぐ中、元OpenAI社員のマスク氏もAI開発に力を入れる。

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