日経平均、大幅続落 円急騰が重荷、下げ幅一時600円超
namiten
【東京総合 = 株式】日経平均が急落している。米景気減速不安の煽りを受けたほか、前日の植田総裁の発言で円が急騰。輸出株を中心に売りが出た。取引時間中の下げ幅は一時600円を超え、この2日間の下げ幅は1100円を超えた。
東京株式市場で日経平均株価は8日、大幅に続落し、前日比550円45銭(1.68%)安の3万2307円86銭で今日の取引を終えた。外国為替市場で円が対ドルで急騰し、輸出関連株を売上低下を懸念した売りの一方通行だった。米国時間今日発表される米雇用統計を見極めたいという思惑から、持ち高調整の売りが出た。
米雇用統計の結果によってはさらに円高ドル安が進みそうだ。日経QUICKの調査では、140円を想定レートとしている企業が多い。これを円が割れば3万1000円台への突入も視野にはいる。


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