辺野古拡張工事、今日着手　訴訟争い終着点

【東京総合 = 国内（九州沖縄）】辺野古拡張工事がついに完全な決着を迎えることになる。林官房長官は10日、午前の会見で、代執行に伴う辺野古の拡張工事について今日着手すると述べた。

普天間基地の名護市辺野古への機能移設をめぐっては、沖縄県が最高裁の判決に従わず、地盤の改良工事を承認しなかったことから、先月28日、国土交通省が代わって承認する代執行を行い、工事の準備作業を進めてきた経緯がある。

またNHKは、沖縄県側から反発も予想される中での工事の必要性を問われた林官房長官が「辺野古移設が唯一の解決策であるとの方針に基づき、着実に工事を進めていくことが、普天間飛行場の1日も早い全面返還を実現し、危険性を除去することにつながる。今後とも地元への丁寧な説明を行いながら、基地負担の軽減を図るために全力で取り組んでいく」と記者からの質問に答えたと報じている。

NHKはNews Webで10日11:25、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古沖の大浦湾側での代執行に伴う工事について、林官房長官が記者会見で、必要な準備が整ったとして、きょう着手すると明らかにしたと報じた。

NHK News Web…https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240110/k10014316001000.html

NHKは10日11時25分、米軍普天間基地移設先の名護市辺野古沖で行われている拡張工事の代執行をめぐり、今日工事に着手すると官房長官の情報をもとに報じた。