X(旧Twitter)、機械翻訳を自社開発 Google翻訳置き換え
namiten
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【東京総合 = テクノロジー】X(旧Twitter)は、2024年の上半期中に送金機能を実装する。実現すればWhats Appや中国We Chatをはじめとする「万能アプリ(スーパーアプリ)」達成の1合目を突破することになる。当サイトは昨年12月、2024年中に送金機能やデビッドカード事業を開始すると関係者の話を独自で報じていた。
Xは年始から、米国で14州目となる送金免許を取得するなど、送金機能の実装に向けて足元を固めている。今回の実装発表は、多くの州で送金免許の取得に見通しがついたことが要因と見られる。イスラエルの証券会社と提携を発表するなど、送金機能を実装するための条件を一部でクリアする動きも出てきた。
ただ、提供地域は非公開のままだ。送金免許を国際的に網羅することは容易ではない。競合のスーパーアプリでさえ、ターゲットが多い地域のみに絞っている。世界各国からオフィスを消し去っているXも、機能展開は日本や米英にとどまると見られる。
あわせてX関係者によると、同社がクレカ(デビットカード)事業の展開を模索していることが当サイトの取材でわかっている。単なる送金だけでなく、支払い機能を実装することで、PayPayなどの新興アプリに対抗することができる。
スーパーアプリ化には長い道と壁がある。今はまだ1合目だ。