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Bard、Gemini Proを導入 推論など強化

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【東京総合 = テクノロジー】Googleは1日、同社が開発・運営する会話型AI「Bard」について、対応するすべての言語で大規模言語モデルのGemini Proを導入したと発表した。これにより、日本語版BardもGemini Proに切り替えられたことになる。同モデルの導入で、推論や要約などあらゆる分野で性能の向上が見込めるという。

Bardのロゴ

Geminiは、Googleが開発した最新の大規模言語モデル。画像生成や音楽生成、画像認識などの面で従来のAIよりも高い性能を引き出している。ただ提供範囲が限られていたのが課題で、以前は諸事情から英語のみ対応していた。

しかし、今月1日に実施されたBardのアップデートで40以上の言語にGeminiが対応。同モデルが搭載された新Bardが全世界で使えるようになった。

Geminiの提供地域拡大とともに、日本では複数の機能が上陸した。目玉は「再確認(ダブルチェック)機能」。Bardの回答と、Googleの持つソースを結び合わせて、回答が事実かどうかを一目で確認できる。Googleによると、英語版の試験提供が好評だったことから、複数の国での開始を決めた。

再確認(ダブルチェック)機能

英語版Bardでは画像生成が可能になった。同社の画像生成AI「Imagen 2」を連携活用して実現したという。無料で利用できる。

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