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【オピニオン】XはTwitter守る姿勢を見せよ

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 X(旧Twitter)がドメインを変更する。広告主の減少や、Blueskyをはじめとする競合SNSへのアクセス縮小に悩まされている中で、マスク氏の相次ぐ変更を支える唯一の力である「Twitter」を排除する動きは断じて許されない。

Twitterロゴが透けて見える自然の風景

 18年間で積み上げられてきたブランド価値を大きく損なうことになるほか、認知力も欠ける。テキストSNSの代名詞であるTwitter排除に前のめりになるX社は立ち止まって現在地を確認する必要がある。

 先日にはTwitterの社内プロジェクトとして始まったBlueskyが招待制を廃止し、ほとんどのユーザーがアカウントを開設できるようになった。1秒あたり8件以上のアカウント作成リクエストがあり、8日時点でアカウントの総数は400万を超えた。Threadsほどのインパクトがあるわけではないが、急速に発達したサービスは風船のようにすぐに弾ける。一時的にネットを席巻したThreadsも、今ではGoogle検索からの流入者数がXと比較して1%にとどまる。一時期騒がれていた「置き換わり」の可能性を掴むには絶望的な状態に堕ちた。そういう意味で、ジリジリだが確実に拡大し続けるBlueskyの方が、Xを脅かす懸念は強い。

 米左翼系団体によるフェイクニュースに始まったナチス広告騒動も気がかりだ。IBMやAppleなどの大企業が率先して広告の出稿を停止した結果、Xの広告収入は減少した。2024年3月期までの黒字化を目指していた同社にとっては最悪の結果を招いた。信頼が揺らぐ中で、簡単な扇動活動にも屈してしまうほどに、広告主との関係は劣化している。

 ただ、どの企業もXに対する広告プラットフォームとしての価値は高いと評価する。先日には動画内広告も開始した。広告主に対する選択肢を幅広く用意し、収入源の多様化を狙っている。

 しかし、足元では企業価値の多くを占める旧ブランド「Twitter」の名称を積極的に排除する動きを隠さない。数多の危機に直面しても、マスク氏の個人的な「X」に対する思いで一つの世界的企業が潰れてしまうとまで言われている。18年間、スーパーユーザーとともに歩んできた鳥を籠から放した上に、旅を共にしたTwitterまで排除しようとしている。ユーザー側は困惑一色だ。同社の今後の動きによっては、さらに大きな混乱を生む可能性すらある。マスク氏は、月に5億人がアクセスするサービスであることを肝に銘じていただきたい。

(本部 = X(旧Twitter)コメンテーター)

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