X(旧Twitter)の収益分配、3月下旬分の支払いが開始 基準変更で収益大幅増 振り返りフォーマット
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X(旧Twitter)の収益分配、3月下旬分の支払いが開始 基準変更で収益大幅増

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【東京総合 = テクノロジー】Xは日本時間30日までに、3月後半を対象とした収益の支払いを始めた。複数のインフルエンサーの話によると、分配される収益が多くて5倍まで膨れ上がっていることがわかった。Xが収益分配の対象となる広告を拡大した可能性がある。

前面に 16 米ドル、ぼやけた X ソーシャル メディア プラットフォームのロゴ (例 Twitter)。 新しいプレミアム サブスクリプション プランのコンセプト。 イギリス、スタッフォード、2023 年 10 月 29 日
Xによる収益分配が増加している

複数のリーカーやインフルエンサーが明かした。関係者によると、今回の分配からプロフィールページに表示された広告を含んでいる可能性があるという。今までは投稿に有料ユーザーが返信(リプライ)した数や、リプライに表示された広告を元手に運用されていた。分配に使われる資金は最大5倍まで積み増している可能性がある。イーロン・マスク氏も、昨年7月に「プロフィールページの広告も収益分配の対象になるよう、システムを変更しています」と投稿していた。

Xの収益分配増加を伝えるTwitterアカウント

Xは今後、動画内広告やアフィリエイトの適用などを予定していて、収益還元策を相次いで打ち出している。Twitter時代から、YouTubeなどと比較してユーザーが収益を生む力が弱かった。Twitterが3億人程度でアクティブユーザー数が停滞するのを尻目に、競合はユーザーへの収益還元策などでインフルエンサーを育て、大規模なプラットフォームに成長した。Xは、インフルエンサーにとって「第二の交流の場」としての意識が強く、メインとして活用している例は少ない。収益分配や動画内広告を通して、収益の底上げし、インフルエンサーを呼び込む地合いを整える。

もっとも、テキストSNSの構造上、偽情報の拡散などが問題となっている。大量のリプライをBOTを使って送信することで表示回数を稼ぎ、収益を得ようとする悪質な「インプレゾンビ」は先の能登半島地震でも大量に出現し、混乱を招いた。今後はAIなどを活用して偽情報と正しい情報、スパムなどを見分ける体制づくりが急務だ。

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