日経平均、大幅反落 566円安、機関投資家の益出し目立つ
namiten
【東京総合 = 株式】日経平均株価は東京株式市場で年度明けの1日、大幅に反落し、566円35銭安の3万9803円09銭で今日の取引を終えた。朝は高く始まり、29日終値比で一時300円を超えて上昇する場面もあった。しかし、前場中ごろがら急速に値を崩し、心理的節目の4万円を割って引けた。
29日の米株式市場がグッドフライデーに伴って休場だったこともあり、東京市場は方向感を欠く展開が予想されていたものの、277円高の続伸で始まった。しかし、まもなく機関投資家のまとまった益出し売りが目立ち始めると、下げに転じ、前引けにかけて下げ幅を拡大。午後は一時400円安まで巻き返すも、勢い続かず引けは500円安だった。
東証プライムの値上がり銘柄数は287、対して値下がり銘柄数が1331、変わらずで34銘柄だった。値下がり比率は8割を超えた。ここ最近軟調だった半導体関連銘柄が引き続き売られた。
TOPIXは大幅に反落している。前引けは47.40(1.71%)安の2,721.22ポイントだった。
日経平均プラス寄与度にはファナックやダイキン、オムロン、SMC、安川電が並んだ。なお、マイナス寄与度上位5銘柄は以下の通り。
銘柄名 | 株価 | 前日比 | 寄与度 | |
---|---|---|---|---|
東エレク | 38,300 | -1,270 | -3.21% | -124.55 |
アドテスト | 6,481 | -338 | -4.96% | -88.40 |
信越化 | 6,352 | -232 | -3.52% | -37.92 |
SBG | 8,830 | -132 | -1.47% | -25.89 |
トヨタ | 3,639 | -153 | -4.03% | -25.01 |
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