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X、GrokをEUで提供へ 承認受け次第展開 日本語は理解可能

namiten

【東京総合 = テクノロジー】Xは近く、EU域内で生成AI「Grok」の提供を開始する。現在はEUの審査を受けている段階で、承認を受け次第、有料ユーザーがすぐに利用できる状況を整える。EUの規制上、承認を受けなければ提供することはできない。サーバセンターの余力を見ながら、提供地域の拡大を急ぐ。利用率で世界一を誇る日本での展開も視野に入れて開発を進める。

xAIはEU域内でのGrok提供を計画している

EU地域に住む複数のユーザーからの報告から4日、分かった。英国やアイルランドのユーザーによると、Web版のXの左サイドバーに表示されたという。実際に使うこともでき、投稿(ポスト)をまとめてくれたり、最近のニュースを教えてくれたという。承認を受けられれば、英国などX有数の巨大市場でAIを投入できることになる。

X上で、OpenAIが開発したChatGPTのワードを含む国別の投稿数を調べたところ、4位にイギリス、5位にフランス、6位にスペイン、飛んで9位にドイツがランクインした(Meltwater調べ)。生成AIの利用に占めるヨーロッパのパイは大きく、米国のみでの提供となっていたxAIは競争力に欠けていた。ニュース・トレンドまとめなどの新機能で積極的にGrokの商標を押し出すことで、知名度拡大を図ってきたがいずれも米国内のみのベータ機能で、効果には限界があった。

Xの新ニュース・トレンドシステム。
トレンドは文章になり、ニュースはストーリー形式で表示されるようになる。

現状は米国のみでしか利用できないが、実際にテストしてみたところGrokは問題なく日本語を理解するなど、日本語環境での利用は可能だった。提供地域を拡大する上で、最大の市場である日本での展開は必須と言える。

Grokのトーク画面。
Grokは日本語を理解できる(米国総合 = 4日)

米国外初となる開発拠点の設置先を日本に決めるなど、マスク氏買収後のXは日本を重要視する態度を明確にしてきた。近く日本でも展開される可能性がある。言語設定を日本語にした上で、Grokのシステムを使った新トレンドシステムではすでに日本語の注意文が表示されるなど、展開は水面下で模索しているとみられる。

提供地域を拡大することで、フィードバックの増加などが見込める。先日発表した新モデル「Grok 1.5」の展開も見据える中で、インパクトの大きい話題で地合いを整える。競争が激しい生成AI市場により多くの資金を割く。

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