野村証券が長期国債先物で相場操縦 近く課徴金納付命令
namiten
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速報 9:34
【東京本局 = 社会】通信制高校「N高グループ」を運営する学校法人角川ドワンゴ学園は3日、先月8日に発生したKADOKAWAグループへのランサムウェア攻撃で、中等部を含む在校生、卒業生、および保護者の一部の個人情報が外部に流出した可能性が高いと発表した。
生徒・保護者には3日朝にも「【N/S高】ランサムウェア攻撃による情報漏洩に関するお知らせとお詫び」のタイトルでメールを送付した。流出した可能性のある在校生、卒業生、保護者に対して個別に連絡を行う方針で、専用の問い合わせフォームも設置する。
同学園によると、KADOKAWAグループが被害状況を調査した結果、2日にサイバー攻撃を行ったとする組織が公開した情報の中に、同学園に関する情報が含まれていることが判明した。具体的な流出情報の内容や規模については現在調査中だが、クレジットカード情報については学園で保有していないため、流出の可能性はないとしている。
また、メールアドレスが流出した場合、フィッシングメールやスパムメールなどの被害に遭う可能性があるとして、不審なメールへの注意を呼びかけている。
さらに、攻撃組織が主張するウェブサイトへのアクセスやデータファイルのダウンロードによるマルウェア感染の危険性を指摘。流出したとされる情報のSNSなどでの共有も控えるよう呼びかけた。
同学園は「在校生、卒業生、保護者をはじめ関係するすべての皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけすることになり、心より深くお詫び申し上げます」とコメント。今後、外部専門機関による調査結果が7月中に得られる見通しで、判明次第可及的速やかに報告するとしている。
この事態を受け、学園は情報セキュリティ体制の強化徹底を図り、再発防止に取り組む方針だ。