Google、「G」ロゴを10年ぶりに刷新 グラデーションデザインに
namiten
【米国本局 = シリコンバレー・東京本局 = テクノロジー】Googleが同社を象徴する「G」ロゴを約10年ぶりに刷新することが12日、わかった。複数の米メディアが報じた。新デザインでは従来の赤、黄、緑、青の四色が区切られていたロゴから、各色が自然に溶け合うグラデーションスタイルへと変更する。変更は同社のiOSアプリ「Google検索」で順次適用されている。日本時間13日未明時点ではAndroidとWeb版は従来アイコンのままとなっている。

Googleが「G」ロゴを大幅に変更したのは15年9月以来10年ぶり。創業7回目と見られる。当時は小文字の「g」から現在の円形デザインへと変更し、同社の企業フォントも「Product Sans」へと刷新した。今回はフォントなど根幹の部分には手を加えず、色表現のみを変更した。
新デザインでは赤から黄、黄から緑、緑から青へと色がグラデーションしており、これまでの色の区切りが消えている。同社のAIサービス「Gemini」で採用されているグラデーションデザインに合わせたものではないかとの見方がある。
Googleは現時点で、この変更に関する公式な発表を行っていない。同社の六文字からなる「Google」ロゴについては変更が確認されておらず、また他の製品ロゴについても今後同様の変更が行われるかは不明だ。
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