東映アニメが反落、フジHDが海外で売り出し 「必然で、一定程度織り込み済み」の声

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【東京本局 = 東証】(スタンダード、コード4816、11時)東映アニメーションが反落している。一時、前日比で132円(4.3%)安い2883円を付けた。10日引け後、フジHDが同社株を1057万株ほど海外で売り出すと発表し、需給の悪化を懸念した売りに押されている。

フジHDは5月、政策保有株を3年以内に1000億円規模で売り出すと発表していた。売却益は自社株買いなどの株主還元の資金に充てる方針で、同社が持つ上場株式でもっとも時価が大きく、流動性が高い東映アニメを売り出すことを決めたようだ。

フジHDは東映アニメ株を、発行済み株式の8%超にあたる1700万株を保有している。今回1057万株ほど売り出しても同3%強は保有を継続するため、一定の資本関係は維持される見通しだ。

市場からは「フジHDのポートフォリオを踏まえれば、売り出されるのは必然で一定程度織り込まれていた」との声が聞かれた。売り一巡後は下げ幅を縮小している。

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