東アニの前期、売上高初の1000億円 2期ぶり最高益、市場予想上回る

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【東京本局 = 東証】(スタンダード、コード4816、連結)東映アニメーションは14日、25年3月期(前期)の連結純利益が前の期比25%増の236億円になったようだと発表した。従来予想から41億円上振れ、最高益を2期ぶりに更新する。期初予想からの上振れ幅は86億円となった。

25年3月期(前期)業績テーブル
24年3月期市場予想会社計画(新)
売上高886億円949億円1008億円
前期比/予想比+1.4%+7.0%+6.2%
営業利益233億円289億円324億円
前期比/予想比-18.5%+23.9%+11.8%
純利益187億円211億円236億円
前期比/予想比-10.1%+12.4%+11.7%

QUICKコンセンサス(7社)の211億円を1割上回るほか、市場予想のレンジ上限223億円も上回る。売上高は同13%増の1008億円となり、上場来始めて1000億円の大台に乗せた。営業利益は同38%増の324億円になったもようだ。それぞれ市場予想を6%、11%上回る。配当は1株あたり31円の計画を3期連続で据え置く。

製作作品の配信が好調に推移し、利益を押し上げた。人件費の拡大が響くが、版権事業の伸びで補う。円相場が計画レート145円を8円近く円安方向で推移したことで、海外収入も想定を上回った。

東映アニメーションのロゴ
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