IGポート——投資判断引き上げ 長期で見れば割安感
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【東京本局 = 東証】(スタンダード、コード3791、連結)当サイトはIGポートの投資判断を「売り」から「中立」に引き上げる。目標株価は1400円から変更しない。27年5月期(今期)の連結純利益は、QUICKコンセンサス(5社)によると、前期予想比47%減の7億円に減る見通し(当サイト予想の5億円の黒字を上回っている)。一方で、28年5月期(来期)は2.6倍の19億円に回復する見通しだ(当サイトは12億円の黒字としている)。
スタジオの統合が相次ぐ中で、豊富なIPを保有する同社の魅力は高まっている。短期的には安く受注した作品の引当金や固定費増などの影響が続くと考えられるが、28年以降は制作費以外の利益の厚みが増し、業績にも安定性が出てくると考えている。ここ数年間で買い切り型のソフトから定額制のサービスへの転換でコストも増加していたが、今後はこの影響が徐々に低下すると見込んでいる。また、配信業界でアレルギー反応が強い生成AIなどの先端技術の試験的な導入も増えよう。依然として業界が厳しい環境に置かれていることに変わりは無いが、むやみなスタジオ買収等も行わない堅実な姿勢は評価できる。
6月に入り株価が急落しているが、以上の事情を踏まえれば、目標株価を引き下げる理由は見当たらない。
当サイトは昨年5月に目標株価を1800円から1400円に、投資判断を「買い」から「売り」に変更して以来、レーティングの変更は行ってこなかった。足元の株価がこれを下回り、目標株価との乖離率が10%を超えたことから、向こう3ヶ月の投資判断を「売り」から「中立」に引き上げることとする。なお、一時的に株価が目標株価を15%以上下回ることがあっても、買いに引き上げる考えはない。これらは、7月の本決算以降に検討することとする。
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