【オピニオン】XはTwitter守る姿勢を見せよ
namiten
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X(旧Twitter)の検索窓口が使いづらいと感じたことはないだろうか。絞り込みを行うにはimageやfromなどの用語を覚えておく必要がある。詳細検索のUIも大変使いづらい。そんなストレスの溜まるXの検索ライフを劇的に改善させてくれる拡張機能に出会ったので紹介したい(設定方法は記事下)。
その名も「X Smart Search」だ。名前からもわかるとおり、Xでスマートな検索を実現することができる拡張機能。ユーザーが絞り込みをしたい検索文を打ち込むと、Metaの開発した生成AI「LLaMA」を活用して、瞬時にXの検索に適した形に変換してくれる。拡張機能の設定ページは英語のみの対応のため、とっつき難い部分もあるが、設定は非常に簡単なので英語アレルギーの方でも手軽に導入できる。当然、最も力を発揮するのも英語環境だが、日本語入力でも十分活用できるレベルだった。
拡張機能の設定ページには「画像を含むイーロン・マスク氏の先週の投稿」と入力すると、見事に最適なフォーマットに変換。エンターキーを押すとマスク氏の投稿だけがタイムライン形式に並んでいる。
範囲検索やいいね・リツイート数の絞り込みにも対応。どちらも日本語でも理解可能だった。日本語ユーザーの場合はユーザーの特定に手間取るため、事前に検索対象の@マークから始まるユーザー名を控えておくと良いだろう。
Xは便利な検索機能を備えている反面、使いこなすには一定の手間がかかっていた。この拡張機能が、Xライフを少しは快適にしてくれる糸口になるだろう。
【本部 = Xコメンテーター】
namiten.jp〈土曜特報〉(金曜掲載)