東映アニメーション、25年3月期1Q純利益70%増 「ワンピース」海外配信好調 振り返りフォーマット

東映アニメーション、25年3月期1Q純利益70%増 「ワンピース」海外配信好調

namiten

速報 15:32

【東京本局 = 個別株式】東映アニメーションが31日発表した2025年3月期第1四半期(24年4-6月)の連結決算は、純利益が前年同期比70%増の53.1億円だった。「ワンピース」の海外配信権販売が好調だったほか、「ドラゴンボール」シリーズのゲーム化権販売も伸びた。

売上高は16%増の230.6億円、営業利益は219%増の66.8億円だった。海外映像部門では「ワンピース」の海外配信権販売が好調で大幅増収となった。版権事業では「ドラゴンボール」シリーズのゲーム化権販売が国内で好調だったほか、「ワンピース」「ドラゴンボール」シリーズ、「デジモン」シリーズの商品化権販売が海外で伸びた。

セグメント別売上高(カッコ内は前年同期比)

  • 映像製作・販売事業:91億45百万円(25.6%増)
  • 版権事業:111億84百万円(14.2%増)
  • 商品販売事業:22億66百万円(5.6%減)
  • その他事業:6億38百万円(34.1%増)

あわせて公表した今期(25年3月期)の業績予想は、売上高が前期比7.5%減の820億円、純利益が同20.2%減の150億円になりそうだと発表した。第1四半期の好調な実績にもかかわらず、通期予想は据え置いた。

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