東アニ、炎上受け決算補足資料を訂正 生成AI活用例の一部を取り下げ
namiten
【東京本局 = エンターテインメント・東証】(スタンダード、コード4816、16時)東映アニメーションは19日、前週末16日に開示した25年3月期(前期)の決算補足資料の一部を訂正した。訂正の対象となったのは国内の有力生成AI企業「プリファードネットワークス」への出資に関する説明ページ。同社との相乗効果の狙いを説明するための使用例を提示していたが、これを取り下げた。
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訂正後の資料では「『絵コンテ・色指定・配色・動画』は今後生成AIの活用が期待される製作領域であって、現時点で実際に使用しているわけではない」と釈明した。また、訂正後も残る背景画像の生成についても「2021年の活用事例」とした。


説明資料をめぐっては、開示後からアニメーター・海外ファンを中心に反発の声が上がっていた。実際に放送している作品の画像を資料に加えたことで反発が大きくなった可能性がある。
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