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アサカ理研が一時ストップ高 政府、米国とレアアース採掘で協力

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【東京本局 = 東証】(スタンダード、コード5724など、15時25分)貴金属を手掛けるアサカ理研が後場急伸している。一時、制限値幅の上限(ストップ高水準)にあたる前日比300円(27.6%)高い1386円まで上昇した。日本経済新聞電子版は5日、政府が米国との関税交渉でレアアース採掘技術での連携を模索していると報じた。また、スズキ(プライム、コード7269、5.6%)がレアアースの不足で小型車『スイフト』の生産を停止していることが分かったとも報じた。レアアースの再利用技術で強みを持つ同社に注目が集まった。

日本経済新聞によると、前回までの関税交渉を踏まえて日本側が「中国対策パッケージ」を策定したという。赤沢亮正経済財政・再生相が5日から訪米し、米側に伝え反応を探る。G7サミットが開かれる今月中に首脳会談を行い、大枠での合意を目指す。

パッケージでは米国産LNGや米国産半導体の輸入を拡大すると盛り込んだ。中国が大半のシェアを握るレアアースの採掘や再利用技術で協力する案も浮上しているという。アサカ理研は廃棄された携帯電話などの「都市鉱山」からレアメタルを原料を再生する事業に参入しているほか、貴金属を独自技術で分離・改修する事業を手掛けている。アサカ理研とレアメタル改修で共同研究し、鉛生産で国内トップの東邦亜鉛(プライム、コード5707、9.2%)も後場急伸した。

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