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X(旧Twitter)、インプレゾンビへの収益分配を一部停止

namiten

#速報1:04 #更新2:18
【東京総合 = テクノロジー】Xがインプレゾンビ対策に本腰を入れる。複数のX関係者によると、4月後半分の収益分配について、ボットを使用して返信やDM、いいねなどを行ったユーザを一部対象外にしていることが当サイトの取材で分かった。

フランス、パリ – 2023年6月16日:SpaceXの創設者、CEO、チーフエンジニア、CTOのCEO、Twitterの会長、NeuralinkとOpenAIの共同創設者、VIVA Technology(Vivatech)のElon Musk

インプレゾンビとは、Xの広告収益分配システムを悪用して注目を集め収益化を図るボット群を指す。特に今年1月に発生した能登半島地震では偽の住所などを用いた救助を求める投稿が複数あり、救助現場で混乱を招くなど悪質な行為が目立った。

Xのイーロン・マスク氏は27日、「いいね、返信、DM などをスパム送信するためのボットの使用に関する調査が行われるまで、一部のクリエイターに対する広告収益分配が一時停止されます。」と投稿。ボットを使ったスパム行為への関与が疑われるクリエイターについて、調査が終わるまで広告収益シェアを一時停止する方針を明らかにした。19日にも「スパムを行うアカウントは停止し、発信源を追跡する」と警告していた。

Xは、日本での不適切なコンテンツ対策の強化に乗り出している。ヤッカリーノCEOは日本で開発拠点を設け、AIを活用しながら現地市場に適した新機能や広告システムを構築する考えだ。

日本法人トップの松山歩氏も今月27日の読売新聞のインタビューで、インプ稼ぎについてはAIを活用した対策に努めると強調。言論の自由を守りながら体制や投資を強化し、偽情報の検出や悪質アカウントの削除を進めていく方針を示した。

ボット排除の抜本策として、全ユーザーに少額の手数料を課す案も浮上している。だがXにとって焦点は、問題のあるクリエイターを特定し広告収益分配を止めることで、インプレゾンビへの経済的インセンティブを奪うことにある。ボット対策とクリエイターの健全化を同時に進め、プラットフォームの信頼性回復を目指す。

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